2018.10.01台風後のメンテナンスはいかがですか?
- 【お知らせ】
台風が過ぎ、細かい修繕をお伺いしております。
どんな些細なことでもご相談ください。
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台風が過ぎ、細かい修繕をお伺いしております。
どんな些細なことでもご相談ください。
越前市のお住まいです。
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ダイニング
リビング
外観
玄関ポーチ
10月中旬から永平寺で新しいリフォーム工事が始まりました。65年ぐらい経った住宅のリフォーム工事です。始まりは12年11月のリフォーム相談からでした、本宅の耐震補強と改造の計画をされていました。改造の計画をしていく中で、迷いが色々と出てきました。 耐震工事の補助金も魅力ですが工事全体のに掛かる金額が大きくなり、間取りも十分にはならない事が分かってきました。又、この家を建てた祖父が改造にあまり乗り気ではありませんでした、 幸い廊下続きの納屋兼用の離れ屋がありましたのでそれを切り離しをして増改築する計画に進んでいきました。
離れの方は昭和50年代に建てられた新しい建物で構造もしっかりとしていました。
現在は廊下部分と外壁を解体している所です。
つづく
これからは新築工事と同じような工程をたどっていきます。既設の建物を基準にして増築部分の丁張を出して地盤改良工事に入ります。
地質調査の結果1.0M下に支持層になる砂礫層があります。そこまでの1.0Mまでを表層改良します。
会社の工場では構造材の加工作業(木造りが始まります、ほぼ100%(土台は木曾ヒノキ)県産材の杉の木で作っていきます。
つづく
新しい年に成って現場もどんどん進んでまいりました。
新しい建物の土台を敷設することにより、古い建物との位置関係が確定します。
既設の建物の傾きや、高さがミリ単位で確定できます。
それを基に、柱や梁の長さを最終的に決めて加工します。
そしていよいよ建前の日がやってきました。
奥越の輝くような山々に囲まれて、抜けるような青空の中で作業は進みました。
お施主様の願いが通じたのでしょうか、例年なら雪に埋もれている真冬なのに、薄っすらとした雪しかありません。
4日ぐらいで建前は終わり、瓦葺き作業に入っていきます。
つづく
三国の大地の広い敷地にゆったりと佇んだ住まいが出来上がりました。
池田の家 新築工事物語の始まりは 平成11年11月に福井で開催しました完成内覧会に見学に来られた時から始まりました。お客様のお家を訪ねると、美しい山々に囲まれた山村で、まるで画に描いたような農家造りの佇まいでした。
タガハウスではプレカットは現在の所採用していません、
それには理由があります。
第一の理由は大工さんを見習いから育てていく為に建前までの墨付けと加工技術の習得がとても大事だからです。
第二の理由は大きい断面の部材や長い梁や桁を使用するからです。プレカット工場では加工ができません。
まだまだ沢山の理由がありますが、これからも技術を継承する為にも続けていくつもりです。
建前の2か月前に地鎮祭を厳かに執り行いました、写真は鎮め物埋納の儀式です。
地面に存在する邪鬼に宝物を与えて悪さをしない様にお願いをする為です。
引きつ好き地盤改良を行いました、盛り土と元々の畑土までの深さを改良しました。
地盤改良が終わるとタガハウス仕様では必ず砕石を敷き固めます。
最近建てているほとんどの現場で砕石を敷いていません、
とてもゆゆしき事です、
この上に防湿土間シートを敷き鉄筋を編み、基礎コンクリートを構築していきます。
そしていよいよ建前を迎えます。
最初の2枚目の写真にある様に色々な部材を組み上げていきます。
先にも書きましたが。13。0Mぐらいまでは一本の木でつなぐことはしていません。
最近ではこの様な構造を普通にする建築屋さんはほとんど無くなりました。
興味のある方は見学に来てください。いつでも案内を致します。
つづく
暫くブログ投稿から離れていました。
年が変わって池田にも雪が積もってきました。
しかし例年とはかなり少なく10センチ~20センチの積雪です。
おかげさまで天気の良い日は外部の仕事も出来ます。
現在は2階の床貼り、天井下地、壁下地などを進めています。
それを綺麗にまくり新しい玄関の床板に再利用することに成りました。
ケヤキの玄関框も一緒に再使用します。
数十年の歴史を経た材料です。機械のない時代にご先祖が心を砕き渾身の気力で造り出した材料です。大事に受け継ぎたいと思います。
拭き艶が出ていてきれいな色に成っていますがそのまま使用するか、厚さを揃える為に削り仕上げをして使用するか悩んでいます。
出来上がりをブログにアップしますので楽しみにしていてください。
つづく